① 問:この研究で明らかにしたいこと
② 主張:この研究で明らかになったこと
論文を読む人は、①に対して②が、きちんと論証出来ているのかを判断します。
そのために効果的な構成(アウトライン)を作ることが必要です。
理系の論文では、型(フォーマット)はかなり決まっています。
「研究背景、問題設定、実験方法、結果、考察、展望、…」
しかし文系の論文には、理系ほど決まった型はありません。
論文構成をどうするかは、論文を書くたびに良い構成を練る必要があります。
そのためにはまず、その論文で自分が何を言いたいのか、核となる①問と、②主張を明確にし、手元に①→②の流れを説得的に論証できるだけの材料が揃っているかの確認が必要です。
その上で、効果的な記述順を考えます。
このアウトラインが決まれば、論文は半分書けたようなものです。
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本日、研究室の先生と1時間半ほど1対1でミーティングし、このようなことを丁寧に教えていただきました。
言われてみれば当たり前かもしれませんが、自分の用意していた草稿では全くできておらず、はっとしました。
非常に勉強になる、充実した時間でした。
こういうことが分かっていれば、高校で探究活動などを教えるときにも活かせたのになぁ…
学振の書類も頑張って作ります。
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