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神保町古書店街での出会い

今日は神田・神保町の古書店街に行きました。

何となしに歩いていると、ふと一冊の本を探しているのを思い出しました。

板倉聖宣、木村東作、八木江里著の「長岡半太郎伝」(朝日新聞社)です。

いくつかの店で聞いてみても、在庫にはありません、との答え。

しかし、『長島書店』で聞いてみると、「うちには在庫はありませんが、『明倫館書店』と『慶文堂書店』にならあるようです。」と、わざわざ在庫がありそうなお店を検索してくださりました。

近い方の『明倫館書店』に行ってみると、、、

ありました!!!

日本の科学者の伝記で唯一科学史の研究書としての水準に達しているとまで言われる本です。

Amazonでの値段を見て、購入をずっと迷っていた一冊です。

定価5000円のところ、3000円で購入。Amazonで購入するより安く手に入れることができました。

なにより、鞄に入れたときのずっしりとした重みを感じると、手に入れることができた喜びも一入でした。

これから、時間をかけてゆっくり読んでいきたいと思います。

お世話になった『長島書店』では、こちらの本を買いました。

山本義隆がニールス・ボーアの論文・講演を翻訳し、まとめた「量子力学の誕生」です。

こちらも、Amazonで買うと高額になってしまうところを、900円で購入できました。

本との出会いは、人との出会いのおかげです。

こんな経験ができれば、古書店街巡りにはまってしまう人の気持ちもわかります。

少し古い本が欲しくなったときは、Amazonも便利でいいですが、神保町を歩いてみると思わぬ良い出会いができるかもしれません。

今日は、楽しい休日でした。

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